インドネシア
スラウェシ トラジャ
ママサ・カロシ
中深煎り/フルシティロースト
990円
生産情報
- 栽培地
- スラウェシ島トラジャ地域ママサ・カロシ地区
- 品種
- ティピカ
- 標高
- 1,400〜1,600m
- 生産処理
- パルプドナチュラル(スマトラ式)
焙煎人寸評
- 中深煎り
- 香ばしさは軽くカカオ風味が感じられ、旨味の強いコクが感じられます。
- 深煎り
- パンチの効いた香ばしさ、コクもたっぷりで、程よい後味がしばらく残りビターなチョコレートを感じさせます。
産地概要
スラウェシ島は、1万3千に及ぶ島々からなるインドネシアの中で2番目に大きな島。スラウェシ島は山岳地帯が多く、他のスマトラ島やジャワ島に比べて平地が少なく、農耕面積も限られているようです。 しかし、「カロシ」を産出する島の南西部は海抜1,000m〜1,500mの高地で、赤道直下にありながら年間を通じて気候が温暖で、あのブルーマウンテンを産出するジャマイカ島の栽培環境に似ているようです。
精製/スマトラ方式
ウォッシュド精製やナチュラル精製では、通常1回の乾燥工程で行いますが、スマトラ式では乾燥工程を2度行います。ウォッシュド精製やナチュラル精製では、水分量が11〜12%になるまで乾燥させました後に穀物を脱しますが、スマトラ式では水分が30〜50%ほど残った状態で脱穀するため、その後にもう一度本乾燥が必要になります。
この方法が採用されている理由は、インドネシアが熱帯気候で雨が多く、1〜2週間かけて安定した乾燥を行うことが難しいためです。スマトラ式なら、わずか3日程度で乾燥を完了させることができるようです。